災害の多い国。日本。 東海・東南海・南海地震が起こりうると予想され、阪神・淡路大震災や東日本大震災を経験してきた我々にとって、建物を守るという使命のもと、様々な耐震技 術の進化を遂げています。
その中で免震構造は、免震装置であるゴム積層等が吸収することで、地震時の揺れを軽減します。 主に基礎部や柱脚・柱頭に設置し、地震力を吸収させることで上部建物への伝達を防ぎ、居住者の安全性と建物資産を守ります。 積層ゴム支承の他に、転がり支承、すべり支承、鉛ダンパー、鋼棒ダンパー、オイルダンパーなどがあり、詳細な構造計算の上、適切な組合せを決定します。