若松第5住宅
コンセプト 大阪府富田林市域の中央部で、近鉄富田林駅の東300mエリアの市営住宅団地で周辺には重要伝統的建築物群保存地区「富田林寺内町」があり、歴史的環境に恵まれた地域の北東玄関口に位置します。
富田林寺内町の特徴である『白と黒の漆喰壁』『多種多様な格子』『通り土間や中庭』、外壁は白と黒のコントラスト、当て曲げをモチーフとしたリブ壁、平面プラン及び外構デザイン、階段室や駐輪場には多様な格子パターンとしました。
また、寺内町の当て曲げ街路空間を創出する3棟配列による住棟構成とし、各棟が連結された群を形成しました。
分棟形式の採用は、自由で多様なアクセスが生まれ、アクティビティが増幅すると同時に周辺地域とより密接な関係性の構築が期待されます。